日銀新潟支店が15日発表した12月の県内企業短期経済観測調査(短観)は、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が全産業で前回の9月調査から4ポイント上昇のプラス13となり、3四半期連続で改善した。1991年11月のプラス14に次ぐ水準で、価格転嫁の進捗(しんちょく)や需要の底堅さなどを要因に製造業、非製造業ともに改善した。平形尚久支店長は「付加価値向上など収益改善の取り組みの成果が表れている企業が増えているのではないか」と述べた。

 DIは...

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