棚田にかかしアートの作品を設置する長岡造形大の学生ら=1日、長岡市比礼
棚田にかかしアートの作品を設置する長岡造形大の学生ら=1日、長岡市比礼
棚田にかかしアートの作品を設置する長岡造形大の学生ら=1日、長岡市比礼
棚田にかかしアートの作品を設置する長岡造形大の学生ら=1日、長岡市比礼

 長岡市栃尾地域の比礼集落の棚田に、長岡造形大の学生が制作したかかしが今年もお目見えした。豊作を願い、害獣から田んぼを守ろうと考え出した作品が、山あいを彩っている。

 かかし作りは元造形大教授の男性が集落に移り住んだ縁で、2009年に始まった。集落は農家の高齢化や後継者難といった課題がある中で、学生と交流し地域活性化を図ろうと、毎年行っている。

 4月下旬に学生たちが比礼集落に訪れ、棚田を視察。34人の学生が個人やグループで、個性豊かな15点を制作した。バレリーナを題材にした作品は、風で回転する仕組みとなっている。

 作品の発表や投票などを1日に行い、学生と住民が交流を楽しんだ。1位にはワシを題材に...

残り144文字(全文:444文字)