
南魚沼市が2027年度中の新築移転を計画している大和地域包括医療センター(浦佐)について、林茂男市長は9日、市議会定例会の一般質問で、JR浦佐駅東口周辺を移転先として計画を進めていることを明らかにした。
大和地域包括医療センターは24年に、ゆきぐに大和病院が診療所化して開所した。建物は大和町時代の1976年の建設で、老朽化が指摘されていた。林市長は、具体的な移転先については明言を避けたが、移転後も機能は縮小しないとし「浦佐駅の近くに移転することで、まちづくりの拠点にしていきたい」と述べた。
市は、新築移転の事業費を11億6370万円と見込む。本年度は一般会計予算で1954万円を計上した。
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