覚書に押印する十日町市の関口芳史市長(右)。左はJR東日本の喜勢陽一社長=12日、十日町市役所
覚書に押印する十日町市の関口芳史市長(右)。左はJR東日本の喜勢陽一社長=12日、十日町市役所

 6月末で期限を迎えるJR東日本信濃川発電所の水利権の期間更新に当たり、十日町市とJR東は12日、新たな覚書を締結した。取水ダムからの放流量を、6月から11月10日までは毎秒40トン以上から60トン程度に増量するとした箇所を削除した。十日町市役所で行われた調印式には、関口芳史市長とJR東の喜勢陽一社長が出席した。

 発電のための最大取水量は毎秒317トンで変わらない。覚書上、最低限の放流量は通年で40トン以上となる。

 新たな覚書では、...

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