
新潟労働基準監督署は16日、資格を持たない自社の作業員にフォークリフトを運転させたとして、労働安全衛生法違反の疑いで新潟市江南区亀田水道町の貨物自動車運送業協輪(きょうりん)と、同社の代表取締役男性(83)を、新潟地方検察庁に書類送検した。
容疑は昨年12月、新潟市江南区下早通の自社倉庫前で、資格を持たない作業員にフォークリフトを運転させた疑い。この作業員が運転して後進させていたフォークリフトと、後方を歩いていた別の作業員がぶつかり、右足首を複雑骨折した。
労働安全衛生法では、最大荷重1トン以上のフォークリフトの運転には資格が必要と定められており、当該のフォークリフトは最大荷重1・45トンだ...
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