指導する鳴戸親方(左)と稽古に汗を流す海洋高の相撲部員ら=16日、糸魚川市能生
指導する鳴戸親方(左)と稽古に汗を流す海洋高の相撲部員ら=16日、糸魚川市能生

 糸魚川市の海洋高相撲部と大相撲の鳴戸部屋の力士が16日、海洋高の道場で初めて合同稽古を行い、市民らに公開した。鳴戸部屋は十両の欧勝海(24)=本名・深沢成矢=ら海洋高出身力士4人が所属しており、高校生たちは大先輩の胸を借りて稽古に汗を流した。

 鳴戸部屋の鳴戸親方(元大関琴欧洲)は海洋高相撲部の田海哲也総監督(64)と親交があり、海洋高を度々訪れ、生徒を指導していた。合同稽古はお互いの刺激になればと、親方が田海総監督に提案して実現した。

 稽古は海洋高、能生中の相撲部員計10人と、鳴戸部屋からは幕内で活躍する欧勝馬ら14人が参加。...

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