
金芽米をおなかいっぱい食べる海洋高相撲部の部員たち=糸魚川市能生
大相撲で横綱に昇進した大の里らを輩出した糸魚川市の海洋高相撲部が、人材育成や地方創生に取り組む団体「熱中学園」(東京)から提供された栄養価の高いコメ「金芽米(きんめまい)」を、寮の食事に取り入れている。健康面への効果なども調べる予定で、部員たちは「たくさん食べて強くなりたい」と話している。
金芽米の提供は、熱中学園の関係者が地域の食文化を学ぶ取り組みで2月に糸魚川市を訪れ、海洋高相撲部を見学したのがきっかけ。相撲部員らの寮は1カ月で約350キロのコメを消費する。昨今のコメ高騰や確保難のほか、競技力強化には体作りが欠かせないことから、学園が計1トンの提供を部に申し入れた。
金芽米は東洋ライス(...
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