
講師陣が異文化に触れる大切さなどを訴えた特別授業=佐渡市西三川
佐渡市西三川の廃校を活用した酒蔵「学校蔵」で、恒例の特別授業が開かれた。「ウチとソト〜混ざると変わるニッポンの未来」をテーマに、過去最多の5人の講師が登場。異文化に触れることが、家業や地域の発展につながることなどを語り合った。
学校蔵は尾畑酒造(真野新町)が借り受け、2014年に開設した。特別授業は地域住民らでつくる「佐渡地域力幸醸(こうじょう)委員会」が主催して14日に行われ、県内外から約70人が参加した。
日本総合研究所の藻谷浩介・主席研究員は、実際のデータとは異なりイメージで現状を捉える人が多く、社会が停滞していると指摘し、言語や文化、価値観が異なる人同士が混ざり合うことの大切さを強調...
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