J1アルビレックス新潟の新監督に就任した入江徹氏(47)が23日、新潟市中央区のデンカビッグスワンで会見を行った。前監督の樹森大介氏が22日付で契約解除となり、後を引き継ぐ形で着任。「ここからどう順位を上げていけるか、一つでも上の順位を目指していく」と決意を語りました。会見の内容をほぼ全部紹介します。

中野幸夫社長のあいさつ
皆様、お集まりいただきまして、ありがとうございます。
まずは、急なお伝えで恐縮ですが、これから樹森監督、昨日契約解除いたしましたこと、それから入江前コーチから新監督に移行させてもらいましたことをまずもってご報告させていただきます。
冒頭に、この判断につきまして、私の方からご説明申し上げます。
まず、リーグ戦が半ばを過ぎ、先日の試合、そして残り18試合というところでリーグ戦が進んでおります。ご案内の通り、18位ということで、今は降格圏内ということは事実でございます。私どもは、大勢のサポーターさんやスポンサー様、そして地域の皆様方から既に大きな声援をいただき、一緒に戦ってくださっております。そんな状況の中で、この降格圏内にいるという立ち位置、ここを早く抜け出し、一つでも高い位置にいるように、これからも前を向いて頑張っていかなければいけない状況かと思っております。
そして、最終的には来年もこのJ1というステージでいられるように、監督、コーチ、選手、そして我々フロントサイド、一緒になって地域の皆様と戦っていかなければならないと思っております。そんな現状を鑑みた時に、この段階ではございますが、監督交代という決断をしたところでございます。繰り返しになりますけれども、今状況から早く脱却して、少しでも上に上がれるよう、これからも新監督と一緒にチームと一緒に戦っていきたいと思いますので、今後ともご支援、協力のほどお願い申し上げたいと思います。
私からの説明は以上でございます。
質疑応答
(現状降格圏内ですが、今後の意気込みは)

【入江新監督】初めて練習をする前に選手の皆さんと話をした中で、誰一人満足する今の状況ではないというのは、皆これはもう同じ気持ちです。ここからどうチームを上げていこう、いい準備をした中で向き合っていけるか、まずそこをしっかり自分たちでやれることをしっかりやっていこう、その中で目の前の一つ一つをしっかり戦った中で、一つでも上の順位を目指していくといったところを話して、サッカーのやり方など、またその細かい部分というのは、今日伝えられる部分では伝えながら、現状を大きく変えるというよりかは、今までやってきたことプラスで修正しなければいけない部分、さらに自分たちの強みといったところを明確にしてやっていこうという話をさせていただきました。
(目指すチーム像は)
【入江新監督】これまでアルビレックスが築いてきたものがあると思うんですけども、まず大前提にあるのは、この歴史がある中で、やっぱり粘り強く諦めずに戦うというものが今まで培ってきた歴史だなと自分自身も感じていて、その部分を土台としてしっかりやることをやろうと。ゴール前でもそうですし、いろんな局面に対してもそうですし、そこに対してやっぱりハードワークして、粘り強く負けない、そういうものをまず全員がしっかりやる。その中で、ここ最近で自分たちでさらに築いてきた、パスをつないでいくといったところ、ゴールキーパーからしっかりビルドアップしながらつないでいくというものを、さらにその上にどう大きくさせていけるか。土台をまずしっかりした中で、その上のところを武器となるようにやっていくかっていったところを選手に伝えて、それは今までやってきたものは変えないよ、といったところで、なので、前回の試合でも失点とは絡んでしまいましたけれども、だからといって新たなことをやるというよりも、今まで築いてきて、自分たちが武器としてやってきてるものをさらにいいものにしようという話をしていました。
(トップチームの監督をやってくれと言われた時の心境は)
【入江新監督】まずは、自分もコーチとして携わっていた中で、結果が伴わなかったことに対してはすごく責任を感じてるので、言われた時にはもう自分の自身の中ではやるしかないと。自分の中で思いを決めてすぐにというか、言われてちょっと時間がいただけたので、この中でしっかり整理しながらやって、地方のクラブではありますけれども、これだけ熱いサポーターがいて、地域の皆様、応援してくださるスポンサーの方々、たくさんの方がいる中で、やはりなかなかJリーグの中でもこれだけの素晴らしいクラブはなかなかないのかなと。そういったところで、やはりJ1の、僕はあのリーグでいなければいけないなというのをずっと感じてますので、そこに対して責任持って覚悟決めてやろうという気持ちで受けました。

(サッカーのスタイルで、続けたいところと今すぐに変えなければいけないなと感じているところを改めて)
【入江新監督】まず...











