新潟市役所
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 新潟市は24日、市役所本館の空調設備の老朽化により、設定温度を上回る執務室も出ているとし、抜本的な改善に向けた基本設計を実施し、改修の検討を進めていると明らかにした。市議会6月定例会の本会議一般質問で答えた。

 市役所本館の空調設備は設置から35年が経過し、経年劣化による冷暖房能力の低下や、突発的な故障が発生している。近年は庁内で推奨している設定温度を超える部屋もあり、冷風機器の貸し出しや補助的な空調設備の設置で対応している。

 市は抜本的な改善に向け、昨年度に基本設計を行ったと説明。引き続き、最適な空調方式や改修の工程について検討するとした。古俣泰規総務部長は「働く職員はもとより、利用する市民...

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