三原田組の砂利採取場。今後は受け入れた残土で埋め戻していく=上越市
三原田組の砂利採取場。今後は受け入れた残土で埋め戻していく=上越市

 総合建設業の三原田組(上越市)は、建設時に発生した残土の受け入れ事業を開始した。祖業の砂利採取製造販売業から撤退し、採取跡地を埋め戻す形で建設業者から残土を受け入れる。公共事業の減少で砂利採取の売り上げが鈍化していることから、転換を決断。新規事業で減収の穴を埋め、収益確保を図る。

 三原田組は1951年、櫛池川での砂利採取で創業。建設、コンクリート製造販売などへ事業を拡大してきた。上越地域、柏崎市を主な営業エリアとし、2025年3月期の売上高は...

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