
県内の百貨店やスーパーでお中元商戦が本格化している。ことしはコメ価格高騰の影響を受け、県産銘柄米への注目度が高まっている。ライフスタイルの変化や儀礼の簡素化の影響で、近年お中元市場は縮小傾向にある。そうした中、各社はニーズに合わせ品ぞろえを多様化。「日頃の感謝を伝える機会にしてほしい」とPRしている。
お中元は、東日本では7月15日までに贈るのが一般的。6月初旬に開設された新潟伊勢丹(新潟市中央区)のギフトセンターでは、優れた県産品をブランディングした「NIIGATA越品」の商品など約1000点を展開している。商品の多くが県外に送られているという。
新潟らしい商品として毎年人気の黒埼茶豆や鮭...
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