関東経済産業局が発表した4月の百貨店・スーパー販売動向(速報)によると、県内の百貨店1店とスーパー158店の合計販売額は351億1900万円で、既存店ベースで前年同月比4・1%増だった。3月に続き、衣料品や身の回り品は不調だったが、政府備蓄米の販売が始まった影響で飲食料品が伸び、前年同月を上回った。

 衣料品は9・5%減。このうち紳士服は23・9%減、婦人・子供服は5・4%減。身の回り品は19・7%減、家庭用品は7・6%減だった。一方、飲食料品は5・5%増。備蓄米を含めた3千円台のコメがよく売れ、全体の売り上げをけん引した。主食代替品のパン、乾麺、モチなども好調に推移した。全店ベースの販売合計...

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