住民の応援を背に走る、えちご・くびき野100キロマラソンの参加者=2024年10月、上越市浦川原区
住民の応援を背に走る、えちご・くびき野100キロマラソンの参加者=2024年10月、上越市浦川原区

 上越市内で隔年で行われている「えちご・くびき野100キロマラソン」について、市などでつくる実行委員会は、2026年秋に予定する次回大会の開催の可否を含め、検討を進めている。運営ボランティアの確保が厳しいほか、出場者数の減少で運営資金の確保が難しいことから見直す。実行委は9月末までに方向性を決める。

 100キロマラソンは1996年、現在の市内ほぼ全域を舞台に始まった。2018年の12回大会(台風で中止)では100キロと60キロの部に過去最多の計2761人の参加申し込みがあり、給水や食事の提供など運営を手伝うボランティアに約3700人が登録した。

 しかし、新型コロナウイルス禍を経て出場者数が減少...

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