
被災区間の早期復旧に向けた取り組みを確認した、米坂線整備促進期成同盟会の総会=関川村上関
新潟県と山形県の米坂線の沿線自治体などでつくる「米坂線整備促進期成同盟会」の総会が、関川村で開かれた。米坂線は2022年の豪雨災害で被災し、一部区間で運休が続く。早期復旧に向け、25年度は中央省庁に直接要望することを決定。復旧を後押しするため、関川村で8月31日に開かれるイベントも支援する。
米坂線は坂町(村上市)-今泉(山形県長井市)の間が運休し、バスによる代替輸送運行が続く。7月1日の総会には沿線自治体の首長や議長らに加え、新潟県選出の国会議員も出席した。
期成同盟会会長で山形県小国町の仁科洋一町長は「関係団体が一体となった活動で一日も早い復旧につなげたい」とあいさつ。副会長で関川村の加...
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