
三条美術協会展を前に、新設された版画部門の作品の展示準備をする会員=17日、三条市荒町2
三条市を中心に美術愛好家らが出品する第25回三条美術協会展が20日まで、三条市体育文化会館(荒町2)のマルチホールで開かれる。17日に会員有志らによる会場設営が行われ、7部門61点が展示された。
協会は1991年に発足した。現在の会員は70人余り。展覧会は日本画、洋画、彫刻、工芸、書道、写真の6部門に、ことし版画部門が新設された。
版画は10点の応募があった。地域ならではの職人の姿や花々、若さや春を表現した作品などが並んだ。
日本画では朝顔や秋の気配などが描かれ、洋画ではニホンカモシカや教会、雪の採石場を描写。書道は高村光太郎の詩や漢詩など、写真では三条市の合併20年をテーマにした作品も飾ら...
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