三条美術協会展に向け、絵画の展示作業をする会員=7月4日、三条市荒町2
三条美術協会展に向け、絵画の展示作業をする会員=7月4日、三条市荒町2

 新潟県三条市内外の愛好家らが作品を寄せる第24回三条美術協会展が7月7日まで、三条市体育文化会館(荒町2)のマルチホールで開かれている。7月4日に会場設営が行われ、会員有志により6部門61点が展示された。

 協会会員は現在74人。日本画、洋画、彫刻、工芸、書道、写真の6部門をエリアに分けて飾り付けた。

 洋画では、広い会場でも見栄えのする100号の大作が多く、ニモンカモシカやヒメサユリ、雪国の風景など三条ならではのテーマが並んだ。

 工芸では鎚起銅器(ついきどうき)の手法を生かした抽象作品や陶芸のつぼ、写真では高級ブランドのショーウインドーを眺める女性の姿を捉え、自ら金縁や黒い布をしつらえたという...

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