
テナント営業が3月末で終了し、地下通路だけになった西堀ローサ。今後の活用が模索されている=12日、新潟市中央区西堀前通
新潟市中央区の地下商店街「西堀ローサ」が3月末、半世紀にわたる商業施設の役割に終止符を打った。地下2階の市営駐車場も4月末で暫定的に閉鎖され、市は2025年度中に運営会社で市の第三セクター「新潟地下開発」から西堀ローサを取得する予定だ。ただ、施設の老朽化や取り巻く環境の厳しさもあり、今後の跡地の活用策については不透明なままだ。(報道部・森田雅之)
市は、西堀ローサを市有化した後、「公民」で連携して運営する方針を示してい...
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