胎内市選挙管理委員会は20日、胎内市の参院選投票所で有権者41人に対し、選挙区と比例代表の投票用紙を取り違えて交付するミスがあったと発表した。誤って交付した分は無効となる可能性があり、市選管は41人に説明し謝罪する。

 ミスは20日、胎内市の第5投票所(産業文化会館)で発生した。投票は選挙区の後に比例代表の順番で行うが、投票所の開設時に職員が用紙を入れ違えて配置。午前7時の投票開始後に訪れた41人に逆の用紙を交付し、投票させた。午前7時50分ごろ、交付係の職員がミスに気付き、用紙を正しく配置し直した。

 市選管によると、最初の配置時に複数人で確認したものの誤りに気付かず、交付時も十分確認しなかっ...

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