
にいがた脳心センターとの連携を協議した県循環器病対策推進協議会=17日、県庁
県は17日、循環器病対策推進協議会を県庁で開き、新潟大医歯学総合病院(新潟市中央区)に開設された「脳卒中・心臓病等総合支援センター(にいがた脳心センター)」と連携し、病気の予防や啓発に努める方針を確認した。
循環器病は脳卒中と心臓、血管の病気の総称。国内の死因で心筋梗塞などの心疾患は2番目、脳卒中などの脳血管疾患は4番目に多く、国は2020年、対策に向けた基本計画を策定した。県内も同様の傾向にあり、県は22年に循環器病対策推進計画を策定。医師らの意見を基に運動不足、喫煙といった生活習慣の改善を呼びかけるなど予防や啓発に取り組んできた。
脳心センターは今月開設され、電話や対面で県内在住の患者の...
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