新規就農者らが、仕事のやりがいや課題などを語り合った研修交流会=上越市大道福田
新規就農者らが、仕事のやりがいや課題などを語り合った研修交流会=上越市大道福田

 JAえちご上越(上越市)は、農業の担い手の定着を目的とした研修交流会を市内で開いた。上越、妙高両市の農事組合法人で働く新規就農者らが、農業の基礎知識を学んだほか、仕事のやりがいや悩みなどを語り合った。

 県上越地域振興局によると、就農後3年以内に離農した人は昨年、上越、妙高両市で約2割に上る。交流研修会は新規就農者が交流を通じて仕事の課題を共有し、仲間づくりを進めようと初めて開催した。

 6月下旬に開かれた交流会には新規就農者ら約20人が参加し、就農した経緯や仕事で日頃感じていることなどを率直に語り合った。農事組合法人に今年就労した男性は「1年たってないのでまだ手探りでやっている。しっかり学んで...

残り160文字(全文:460文字)