東京税関新潟税関支署が発表した2025年上半期(1〜6月)の管内貿易概況速報によると、新潟、直江津、柏崎3港と新潟空港を合計した上半期の輸入額は前年同期比7・2%減の4863億500万円で、上半期としては3期連続で減少した。新潟港での液化天然ガス(LNG)の数量減、価格低下が要因となった。

 輸出から輸入を差し引いた貿易収支は4012億100万円の赤字で、赤字幅は前年同期比で9・2%縮小した。

 新潟港は13・3%減の3342億4900万円。輸入額全体の3分の1を占めるLNGが32・0%減(輸入量は16・6%減)となり、韓国原産などの一般機械が33・2%減となった。

 直江津港は9・8%増の151...

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