
田んぼののり面が崩落した箇所を調査する、北陸農政局の職員=8日、佐渡市羽茂小泊
佐渡市南部を中心に降り続いた大雨被害を受け、農林水産省北陸農政局(金沢市)の被災調査チームが8日、市内で田んぼの被害調査を行った。今後は市と被害情報を共有し、農地・農業用施設の早期復旧を支援する。
市内では7日午後5時時点、農地関連で林道や農地ののり面崩落、水路崩壊など35カ所で被害があった。北陸農政局が職員7人を派遣した。
被災調査チームは渡辺竜五市長とともに、集中的に被害があった羽茂小泊の田んぼを確認した。のり面が大きく崩落している箇所では、今後の復旧作業に生かすため、被害面積を測り、写真で記録した。
ヒアリングを受けた羽茂小泊の農家(35)は「農地までの道がふさがっている箇所が多くあり...
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