
初任科生と和やかな雰囲気で会話する高校生ら=新潟市西区小新西2
警察官採用試験の受験者が減り続ける中、県警察学校(新潟市西区)が、初めて高校生のみを対象とした入校体験会を開いた。38人が参加し、寮の見学や初任科生との懇談を通じ、学校生活や仕事へのイメージを膨らませた。
県警採用試験の受験者は2015年度の1250人から24年度には355人と3分の1以下に激減。県警察学校は、採用者の3割ほどを占める高卒者にターゲットを絞り、採用後に寮生活を送ることとなる学校での生活に親しみを持ってもらおうと企画し、8月1日にあった。
高校生は指紋採取などの授業を体験した後、寮の室内などを見学。高卒の現役初任科生との懇談では、警察官になろうと思ったきっかけや、学校生活で大変...
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