JR大糸線沿線の官民でつくる「大糸線利用促進輸送強化期成同盟会」は9回目の振興部会を開き、特設サイトを8月からリニューアルするなど夏以降の利用促進事業を決めた。インバウンド(訪日客)への対応を強化するためサイトに自動翻訳ツールも導入する。

 7月中旬に長野県大町市で開いた会議で決定した。サイトは英語、中国語、韓国語など多言語に対応する。外国人客への情報発信を強化する。

 2025年度は糸魚川-白馬を運行する臨時増便バスの利用者目標数を2万人に、列車利用を合わせた事業全体の利用者目標を4万3千人に設定した。24年度の全体の利用者数は6万1131人だった。

 大糸線全線を活用した謎解きイベントを12月...

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