
十日町市は本年度、高校卒業後に市内の自宅から大学などに公共交通機関を使って通学する学生の定期券代の補助と、十日町市を離れずに市内の事業所などに就職した人に祝い金を支給する二つの支援制度を新たに創設した。
移住を推進するため、UIターン者への支援制度はこれまでもあった。地元からの通学や、十日町市に住み続けて就職した若者らへの支援は、4月に5選を果たした関口芳史市長の公約の一つだった。
通学定期代補助は市内から電車やバスを利用して大学や短大、専修学校などに通学する18歳から25歳までが対象。定期代の20%を補助し、年度内の上限額は6万円。申請には学生証の写しや定期券の写しなどが必要で、十日町市は...
残り244文字(全文:544文字)