
新発田城の「土橋門」を復元する場所=新発田市大手町6付近
新発田市は、復元作業を進める新発田城の「土橋門」の資料にするため、門や当時の城周辺の様子が分かる写真を探している。市は精度の高い復元を目指しており、「思い出の写真を活用させてほしい」と協力を呼びかけている。
土橋門は、江戸時代に本丸と二の丸の間に設けられた。建築年は不明だが、新発田藩3代藩主、溝口宣直(1605〜76年)の時代には存在していたとされる。江戸中期以降は、土橋門の内側には家臣の屋敷地は設けられず、実質的な正門として利用されていたが、明治期に取り壊された。
今回募集するのは、城周辺の風景写真や、人物の背後に城が写り込んでいる写真などで、白黒かカラーかは問わない。昔の写真を集めること...
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