公明党県本部は30日までに、夏の参院選新潟選挙区(改選数1)に自民党公認で立候補を予定する小林一大県議の推薦を決め、党本部に上申した。6月2日の党中央幹事会で正式に承認される見通し。

 党県本部などによると、29日の幹事会で対応を一任された志田邦男代表が、自民の高鳥修一県連会長から正式な推薦願を受け、決定した。志田代表は「自公連立政権の安定を図ることが大事。小林氏の人物本位で推薦することにした」と話した。

 小林氏は取材に「もし推薦してもらえるなら光栄だ。力を借りながら、議席奪還に向け精いっぱい頑張りたい」とした。

 自民、公明両党の県組織間は県議会運営などを巡って溝があるとされ、今回の参院選では...

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