昭和元(1926)年から数えてちょうど「昭和100年」を迎えた。私たちの暮らしや価値観は、戦争と復興、高度経済成長、バブル崩壊といった時代の流れとともに大きく変わった。その歩みに寄り添ってきた新潟日報をひもとけば、懐かしさや新鮮な驚きを感じられる。在りし日の記事をたどりながら、今を生きる知恵を考えたい。
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かつて「汁物と脱脂粉乳だけ」だった給食、今では彩りある献立に!
西洋野菜の食べ方などを紹介した紙面
西洋野菜なんて、いままではレストランで食べる洋食にほんの申しわけ程度つくのにお目にかかるくらいでわれわれにはなじみの薄い食べ物でしたが、最近町の八百屋さんにもチラホラ顔が見えはじめています。値段も思ったほど高くなく、豊富なビタミン類だと聞けばもっと利用したいように思うのですが…。【昭和34(1959)年6月10日夕刊「家庭」面】...
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