頭から背中にかけて、灰色の生殖羽への変化が確認されたトキ=6日、佐渡市(環境省提供)
頭から背中にかけて、灰色の生殖羽への変化が確認されたトキ=6日、佐渡市(環境省提供)

 環境省は7日、佐渡市の野生下に生息するトキの羽が、繁殖シーズンを前に「生殖羽」に変化し始めたと発表した。6日に2羽の変化を確認した。変化の時期は例年並み。

 トキは繁殖に向けた求愛期に入ると、首辺りからはがれ落ちる黒い物質を水浴び後に自分の体にこすり付け、頭から背中にかけての羽を灰色に着色する。個体によって3月ごろまでに生殖羽に変わり、繁殖期が6月ごろまで続く。

 環境省佐渡自然保護官事務所によると、野生下では昨年末時点で、576羽が生息していると推定されている。北橋隆史・首席自然保護官は「繁殖期はトキが敏感になる。巣を見つけても近寄らず、見守ってほしい」と話した。

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