
東京高裁が入る建物
上越市の中川幹太市長が高卒者に対する不適切な発言をした問題で、市民が名誉を傷つけられたとして元上越市議の男性が中川市長に1000円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決公判が11日、東京高裁であった。永谷典雄裁判長は原告の請求を棄却した一審新潟地裁判決を支持し、控訴を棄却した。
中川市長は昨年6月の市議会一般質問で「工場では高校卒業程度のレベルの人が働いている。企業誘致で頭のいい人だけが来るわけではない」と発言した。
控訴審判決はこの発言について...
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