サッカーJ1アルビレックス新潟の熱い戦いが続いています。紙面でも試合の後の選手の言葉、監督の言葉を伝えていきますが、ウェブ版では取材した内容をほぼ全部紹介します。
9月13日第29節ホーム清水戦後

[新潟0ー1清水]10戦未勝利、かすむ最下位脱出の道筋…波状攻撃不発、清水の守備崩せず
監督会見のほか、DF堀米悠斗選手、MF植村洋斗選手、MF長谷川元希選手、MF白井永地選手に話を聞きました。
◆入江徹監督、また「最後のところで決めきれなかった」

(総括をお願いします)
立ち上がり、ちょっと受け身というか、自分たちが受ける形が多くなってしまった中で、その中でも少しずつ自分たちがやっぱり行かなければいけないといったところではあったんですけども、失点をしてしまった。その後は、本当に自分たちがやっぱり行くところ、もう1回しっかり話をした中でできるようになってきて、後半、自分たちが狙い通りに準備してきたものっていうのが出てきた部分、形ができつつある中で、最後のところで決めきれなかったっていうのが今日の結果につながるというところです。
(自分たちの狙い通りの部分っていうのは、具体的に言うと、どの部分を指すのでしょうか)
まずは、最初は自分たちから入るっていったところ意識して、相手を下げたところに対しての中盤のライン間のスペースだったり、前半の途中からうまく使えるようになって、ボールを動かせるようになってきた中で、チャンスという形を作れてきてる部分がありました。最後、得点っていう形までいきませんでしたけども、そういったところができてきてる中で、後半はそこからもう1個でも多く、もう少し意識して狙おうっていった中で、相手を押し込む形っていうのができてる中で、そこからクロスだったり、もう1回中央っていったところの攻撃、この数っていうのも増えたのかなと。そこでやっぱり決めきれなかった部分っていうのが、今日、最後、この結果になってしまったのかなというふうに思います。
(今日、ロングスローする場面があったが)
今日に限らず、以前にもお話をしましたけど、個人の特徴っていった部分で、今日そういう形っていうのが1つ、セットプレーについてコーチの方からそういう指示でそういう形が出たっていう、今までのその形の練習はもちろんしてきましたし、今日その状況にあった中で出したっていうことかなと思います。
(また無得点で終わった。どういう風に改善するか)
そうですね、本当にもう練習のところから、やっぱりその最後のところっていうのは、ずっと今やってきてる中で、もっともっと突き詰めなければいけない部分、形がある中で、得点になりそうな部分っていうのが出てきてる部分がある中で、やっぱり決めきれてないっていうのはある。そこのところは思い続けてやっていくしかないのかなという風に思ってます。
(次の試合は横浜FCで残留を争うチームとの対戦になるが)
そうですね。今すぐどう戦うっていう、今この状況で次にといったところも正直、今言うのは少し難しいのかなというのは正直なところですけど、やっぱり本当に大事な、本当に今の1つ1つが大事だっていうのはずっと言ってきてる中で、次の大事な1つというのはわかってます。しっかり準備しながらやっていきたいなという風に思ってます。
◆「OBとして新潟の残留を…」清水・秋葉忠宏監督

(試合の総括からお願いします)
まずは新潟、やはり多くの報道陣の方に来ていただいて、ほんとにこう、静岡もそうですけど、フットボールがどんどん根付きつつある土地だなっていう、こう会見場を見るだけでもそう思えるのは、昔いたものとしては、OBとしては非常に嬉しく思いますし、フットボールがどんどん、新潟の地にも根付いてきてるんだなっていう風に改めて感じることがこの場にいるだけでもできてます。
ゲームはもう苦しい苦しい、我々にとっては緊張感のある、メンタル的にへこたれそうな、それはゴールが取り消されたりだとか、アディショナルが12分以上あるだとか、そういった厳しい中でも、選手たちは非常に肉体的にも精神的にもタフに戦ってくれたということ。それはいつも言いますけども、11人だけではなくて、交代選手含めた16人、もっと言えばベンチで悔しい思いをしながらも、しっかりとチームのためにやるべきことをやってくれた、そういう選手、スタッフの集まりであるということ。それプラス、なんと言ってもこの新潟の地まで3500人以上のサポーターファミリーがあれだけの大声援を送ってくれましたから、その思いが結実した素晴らしいゲームだったという風に思ってます。
あとは、我々ももっともっと高みを目指せるように、1点ではやっぱり面白くないですから、我々クリーンシートで終えながらも、3点、4点、5点取れる、またそういう崩しがもっともっと見せれるような、そういうクラブに、チーム、選手になっていきたいなって改めて思いました。
あとは...