
長寿の祝福を受けた塩尻キクヱさん(左)、山川ハツミさん(右)
敬老の日の15日、上越市清里区の塩尻キクヱさん(99)の自宅を花角英世知事と中川幹太市長が訪ね、記念品などを贈り長寿を祝った。塩尻さんは「ありがとうございます」と何度も頭を下げていた。
塩尻さんは1926(大正15)年生まれ。中頸城郡高士村(現上越市北方)に8人きょうだいの長女として生まれた。20歳で清里に嫁ぐ前には岩の原葡萄園を創設した川上善兵衛とも交流があったという。4人の子どもを育て、孫7人、ひ孫4人に恵まれた。
今年も猛暑になるまでは、ほぼ毎日つえをつきながらの散歩も欠かさなかった。裁縫が得意という。
花角知事は塩尻さんに長寿の秘訣を尋ね、塩尻さんは「3食しっかり食べること」と話し、...
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