西村智奈美氏
西村智奈美氏

 石破茂首相の退陣表明を受け、自民党総裁選を巡る動きが加速している。次期首相次第では早期の衆院解散・総選挙に踏み切る可能性もあり、与野党が公認候補予定者を決めるなど準備を急ぐ。与党が惨敗した夏の参院選を踏まえ、県内各党は次期衆院選にどう臨むのか聞いた。

◎西村智奈美(にしむら・ちなみ)燕市(旧吉田町)出身。新潟大院修了。県議を経て2003年に衆院初当選。旧民主党政権で厚生労働副大臣、立憲民主党の幹事長などを歴任。新執行部では幹事長代行。新潟1区、当選7回。22年から立民県連代表。

-22日に自民総裁選が告示されます。立憲民主党内では、野田佳彦代表が総選挙に備えて準備を急ぐ考えを表明するなど警戒の声が出ています。

 「前回衆院選から1年たっておらず、7月には参院選があった。自民の都合で解散をすれば、この1年で示された民意を無視することになる。私は良しとはしないが、解散・総選挙を想定して準備を急がなければいけない」

 「国会の状況...

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