サッカーJ1アルビレックス新潟の残留を目指す戦いが続いています。紙面でも試合の後の選手の言葉、監督の言葉を伝えていきますが、ウェブ版では取材した内容をほぼ全部紹介します。

9月23日第31節 ホーム名古屋戦後

[新潟0ー0名古屋]ゴール遠く「すべてをかけて」も勝ち点1止まり

監督会見のほか、DF早川史哉選手に話を聞きました!

◆「勝ち点のため石橋をたたいて渡った」名古屋・長谷川健太監督

(試合の総括を)

はい。勝ち点1はポジティブに捉えて名古屋に戻りたいと思ってます。勝てればそれにこしたことはないんですけど、非常に難しい試合になるのが明らかだったので。日程的にもそうですし、新潟の状況を見ると今日はホームで気持ちを出して戦ってくるというのは予想ができた。非常に難しいゲームになるんだろうなと。

だから、最低、勝ち点を持って帰るという戦い方に今日は終止した。あまりリスクを犯さず、石橋をたたいて今日は渡らなきゃいけないという風に思った。初めのメンバーから、そういうメンバー構成で戦ったので、最低限の勝ち点を持って帰れたと思っています。

選手はよくね、その辺の事情を理解して戦ってくれたと思ってます。もちろん多くのファンのみなさんがアウェーの地に来てくれたので、勝利をプレゼントできなかったことは非常に残念ですが、ホームでこの勝ち点が、さらに輝けるように、生かすように、しっかり準備をしていきたいと思っています。

(前節から先発を4人代えた意図は)

コンディション面が大きいです。中2日で。1人退場も出ましたし。両サイドは非常に疲弊するポジションでもありますので、両ウイングバックは代えました。彼らも意図をしっかり組んで派手さはなかったと思いますけど、しっかりとチームの勝ち点に貢献してくれました。

(後半はどんな課題が見えたか)

後半はスピード系の選手を入れたので、彼らのスピードを生かしてカウンターで一発取れればという風に思ってました。非常に新潟も気持ちを出して戦ってきて、なかなかその切り替えの部分で先手を取ることができなかったという風に思います。なかなか狙い通りにはさせてもらえなかったという風に思ってます。

◆入江徹監督、無失点評価も「勝ち点3取らなければ」

(試合の総括を)

はい。前半から自分たちがボールを握る時間もあり、...

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