公明党は2日、中央幹事会を開き、夏の参院選新潟選挙区(改選数1)から出馬を予定する自民党新人の小林一大県議の推薦を決めた。自民からの推薦願を受け、公明新潟県本部が党本部に推薦を上申していた。

 自民、公明両党の県組織間は県議会運営などを巡って溝があるとされ、今回の参院選では推薦の調整が遅れた。公明は全国で相互推薦を進めているが、新潟選挙区は対応を決めていない4選挙区のうちの一つだった。

 公明の山口那津男代表は同日の記者会見で、推薦が遅れた理由について自民側からの推薦依頼が遅かったと説明した上で「両党の力を合わせて、当選できるように全力を挙げて協力していきたい」と述べた。

 新潟選挙区には他に、立...

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