
谷浜小の児童や地元の神職らが地域に伝わる舞を披露した「月満夜の里神楽」=27日、上越市有間川
上越市の桑取、谷浜地区に伝わる里神楽を披露する「月満夜(つきみちよ)の里神楽」が27日、上越市有間川の谷浜小学校で開かれた。多くの市民らが訪れ、谷浜小の児童13人と地元神職らの伝統の舞を堪能した。
地域の伝統文化を引き継ごうと、地元神職らでつくる「桑谷(そうや)里神楽伝承会」が主催し、今年で18回目。桑取、谷浜地区は上越地域で受け継がれる里神楽の発祥の地といわれている。
谷浜小児童は夏休みから笛や舞の練習を重ね、五穀豊穣(ほうじょう)への感謝を込めた舞「幣帛(へいはく)」など計12演目を地元神社の宮司らと披露。魔よけの舞の「獅子」では、獅子が舞台を降りて観客の頭にかみつくなど迫力ある舞で会場...
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