
佐々木五三郎さんを中心に地元住民らで神社境内に整備されたダリアの花壇=佐渡市田切須
佐渡市田切須の諏訪神社境内の一角にダリア園がオープンした。地元住民が地域を活気づけようと、3年ほど前から育ててきた。花の見頃は10月末ごろまで。
田切須の農家、佐々木五三郎さん(80)を筆頭に、60〜80代を中心とした20人ほどの地元住民らが活動に取り組んできた。神社付近には、かつて保育施設があり、毎年祭りが開かれるなどにぎわっていたが、近年は少子化などの影響で訪れる人が少なかった。
そこで佐々木さんは、地域を元気にするためダリアの花で境内を華やかにすることを思いついた。仲間たちと土や丸太を運んで花壇を作ったり、県外のダリア園に赴いて品種や育て方を学んだりして整備を進めてきた。
「諏訪の杜(...
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