渡辺竜五市長と意見交換する経済団体のメンバー=29日、市役所
渡辺竜五市長と意見交換する経済団体のメンバー=29日、市役所

 佐渡市内の二つの経済団体が29日、市役所で渡辺竜五市長と意見交換を行った。自然再生エネルギーの推進や、若者が住みやすく働きやすい環境づくりについて議論した。

 意見交換会に臨んだのは、佐渡工業会と県中小企業家同友会佐渡支部の代表者ら。いずれも冒頭以外は非公開で、1時間ほど話し合った後、取材に応じた。

 佐渡工業会の林田広幸会長は、米国のトランプ関税や資材の高騰などの課題を挙げ、競争力強化に向けて自然再生エネルギーの導入支援などを求めたと説明。「電力コストの削減も期待できる。企業側も導入を進めていきたい」と話した。

 県中小企業家同友会佐渡支部の後藤勇典(ゆうすけ)副支部長は、物価高騰対策など八つの...

残り141文字(全文:441文字)