
授業で説明するソコール・ヴァコさん=刈羽村刈羽
若い世代に持続可能な開発目標(SDGs)について理解を深めてもらおうと、刈羽中学校(刈羽村刈羽)で、出前授業があった。国連職員のソコール・ヴァコさん(40)が講師を務め、1年生と3年生約50人が参加。国内外でのSDGsの取り組みなどに耳を傾けた。
県や新潟日報社でつくる一般社団法人「地域創生プラットホームSDGsにいがた」が主催。ヴァコさんは、発展途上国の政府統計職員を育成する機関「国連アジア太平洋統計研修所(SIAP)」の講師として、気候変動の指標やエネルギーなど環境に関わる統計の研修を担当している。
9月上旬に行われた授業では、通訳を介しながら約1時間にわたってSDGsの成り立ちや、「貧...
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