
交通再構築事業の中間報告が示された佐渡市地域公共交通活性化協議会=佐渡市両津湊
佐渡市内の公共交通の事業者らでつくる「佐渡市地域公共交通活性化協議会」が、市役所両津支所で開かれた。運転手不足で路線バスの運行が厳しくなっている地域で、市が代替の交通手段を検討する「再構築事業」の中間報告を行った。
1日にあった中間報告では、路線バスを運行する新潟交通佐渡の現状にも触れた。正社員の運転手は9月時点で32人で、OBなど臨時の16人も加えて路線を維持している状況という。村山優樹社長は「貸し切りバス事業もあるため、運転手は(正社員で)50人程度を維持したいが、過去10年は事前に何人採用できるか見通しが立たない状況だった」と語った。
代替の交通手段としては、貨物運送事業者による「貨客...
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