
空き家が増える原因や、柏崎市内外の活用事例を学んだセミナー=柏崎市日石町
全国的に増えている空き家の問題を学ぶセミナーが、柏崎市日石町の市文化会館アルフォーレで開かれた。専門家が空き家問題を解説し、空き家の活用事例の報告も行った。
県と柏崎市が主催。約80人が参加し、9月下旬にあった。前半は新潟大学フェローの飯野由香利さんが講演し、人口減少や中古住宅の活用が進んでいないことを背景に、空き家が増えていると説明した。
市の実態調査で2016年度の空き家数が1233件だったが、23年度は2505件に倍増したことを例示。空き家所有者の6割超が65歳以上の高齢者だとし、「病気や施設への入所などで話し合いが難しくなる前に、家の事について家庭内で相談してほしい」と呼びかけた。
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