
合併20年の節目を祝い、阿賀町の未来のまちづくりへの思いを新たにした記念式典=26日、阿賀町津川
東蒲原郡の津川町、鹿瀬町、上川村、三川村が2005年4月1日に合併して阿賀町となり、今年で20年を迎えた。過疎化が進み、人口減少率と高齢化率は県内自治体の中で最も高い。町は「子育て支援県内ナンバーワンの町」を掲げさまざまな施策を展開。町産米のブランド化や、空き家の活用といった取り組みも進んでいる。26日には発足20年を記念した式典が開かれ、未来を見据えたまちづくりへの思いを新たにした。
合併で町の中心を流れる阿賀野川にちなみ町名が阿賀町になり、面積は佐渡市を上回る県内第3位の952・89キロ平方メートルになった。
合併直前の05年3月末の人口は1万5448人。今年9月末現在は8779人と43%減少。24年の県人口移動調査では年間の阿賀町の人口減少率は4・01%で県内で最も高かった。
少子高齢化も深刻だ。県のまとめでは...
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