2026年用の年賀はがきを販売する郵便局員=30日、新潟市中央区

 2026年用の年賀はがきが30日、全国で一斉に発売された。新潟市中央区の郵便局ではセレモニーが行われ早速買い求める人も訪れたが、日本郵便信越支社(長野市)によると、県内での発行枚数は当初段階で前年に比べ約4割超となる500万枚減の約669万枚と過去最少となっている。日本郵便は販売枚数減少の要因として、デジタル化の進展や24年10月の値上げなどを受けた「年賀状じまい」の増加を挙げている。

 日本郵便信越支社によると、4年前の県内の22年用として当初発行した年賀はがきは約2240万枚だった。26年用は22年用より約1571万枚少なく、この4年間で約3割まで減少した。...

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