[関根学園3-1新発田中央]本格的な強化に入って9年目。地元上越地域の有力選手らが結集して躍進を続ける関根学園が、「春高」予選決勝3度目の挑戦で頂点に立った。故障の影響でコンディションが十分ではないダブルエースの一角、下鳥漣大が意地を見せ、チームメートもカバーし合い、総合力の高さを発揮した。
10月下旬に腰を痛めた下鳥。1日の準決勝はわずかな出場にとどまっていたが、決勝はスタートからコートに立った。「覚悟を持って臨んだ」と下鳥は語る。強打は少なかったが、粘り強いレシーブやスペースを狙ったスパイクで存在感を示した。
下鳥が十分に攻撃参加できない分、もう1人のエース、...
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