
玄関前などに荷物を置く「置き配」のイメージ(ヤマト運輸提供)
国土交通省は7日、荷物を玄関先などに届ける「置き配」を、宅配便の標準サービスに追加する方針を決めた。対面での受け取りだけを原則としてきたが、2026年度以降、宅配に関する国の基本ルールを改正し、置き配の拡大を促す。再配達を減らし、業者側の負担軽減につなげるのが狙いだ。盗難や破損を懸念する利用者が少なくなく、トラブル防止策をまとめた指針を作成する。
労働時間の規制強化で宅配ドライバー不足が指摘される中、置き配普及で物流網を維持する。
国交省は有識者らによる検討会の報告書を公表。再配達で別料金請求を可能とする案は...
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