
自民党国会議員と意見交換する北陸4県の農協代表者ら=11日、東京都港区
本県を含む北陸4県の農協と自民党国会議員の懇談会が11日、東京都内のホテルで開かれた。農協は主食用米の供給量が過剰となることを懸念し、政府備蓄米の買い戻しや買い入れの方針を早期に示すことなどを求めた。
県農協中央会(JA県中)の伊藤能徳会長が4県を代表して要請した。
伊藤会長は国の需給見通しで2027年6月末の民間在庫が215万〜245万トンと見込まれることに触れ、「適正水準を大幅に上回り、生産現場はいまだ混乱のさなかにある」と指摘。政府備蓄米は米価高騰を受けた放出によって減少しているため、「買い戻し、買い入れ方針を早期に示し、適正水準への回復を機動的かつ計画的に進めること」を要望した。
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