国土交通省の佐々木紀副大臣(右から2人目)に大河津分水路改修の推進を要望する中原八一新潟市長(左から2人目)、磯田達伸長岡市長(右)、滝沢亮三条市長=11日、国土交通省
国土交通省の佐々木紀副大臣(右から2人目)に大河津分水路改修の推進を要望する中原八一新潟市長(左から2人目)、磯田達伸長岡市長(右)、滝沢亮三条市長=11日、国土交通省

 大河津分水路改修事業の推進を目指す3団体の会長をそれぞれ務める中原八一・新潟市長と磯田達伸・長岡市長、滝沢亮・三条市長が11日、国土交通省の佐々木紀副大臣に2025年度補正予算編成に向けた要望を行った。資材高騰が続く中でも事業の予算をしっかり確保するよう求めた。

 中原市長は大河津分水改修促進期成同盟会、磯田市長は信濃川改修期成同盟会、滝沢市長は信濃川・中ノ口川治水事業促進期成同盟会の会長をそれぞれ務めている。3団体のトップが合同で要望するのは初めて。

 大河津分水路の「令和の大改修」は15〜38年度の24年にわたり、総事業費は約1765億円。洪水処理能力を高めるため、現在は川幅を拡幅する作業が...

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