就労支援施設で販売されるみそが完成し、渋谷商店の渋谷信夫社長から施設利用者にみそが手渡された=2025年10月03日、聖籠町東港7の渋谷商店
就労支援施設で販売されるみそが完成し、渋谷商店の渋谷信夫社長から施設利用者にみそが手渡された=2025年10月03日、聖籠町東港7の渋谷商店

 障害のある人たちの就労支援と、農を通じた地域おこしに取り組む、みそ製造販売「渋谷商店」(聖籠町東港7)が、社会福祉法人「のぞみの家福祉会」(新発田市)に仕込んだみそを贈った。

 両者は2022年から敬和学園大学の趙晤衍教授が取り組む農福連携活動に参加。新発田市上三光の耕作放棄地で大豆を育て、大豆の商品を開発してきた。

 3月からは、収穫した大豆で渋谷商店が仕込んだみそを、のぞみの家福祉会が運営する就労支援施設「夢ある小路」で袋詰めし、施設内の売店などで販売している。

 贈呈式は、活動に参加する団体間の交流を深めようと趙教授が企画し、10月に渋谷商店で行われた。渋谷商店社長の渋谷信夫さん(82)は「...

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