
上越市頸城区南川地区で働く外国籍の住民らを対象にした防災研修会が、区内で開かれた。各事業所の防災リーダーを務めるフィリピンやインドネシア出身者ら約30人が参加し、災害時の情報収集の仕方や避難方法などを学んだ。
頸城区総合事務所が主催。外国籍の住民が多い南川地区では、昨年1月の能登半島地震で災害情報を十分に伝えられなかったことから、10月に行われた。
南川地区在住で高知工科大の山川勉客員教授が講師を務め、災害時の避難の仕方や避難所での過ごし方などを英語と日本語で説明。「上越市の避難情報で、高齢者や子どもが避難する警戒レベル3が出たら、仲間に注意を呼びかけてほしい」と訴えた。
参加者は災害時の避...
残り109文字(全文:409文字)











